CFAを目指す日記

CFA(米国証券アナリスト)を目指すサルルオンの奮闘記 ☆2014年、CFA2次とCMA2次ダブル合格☆

Quants/Portfolio theory

AR 変数の選択

どのラグを説明変数に採用するか。standard errorは、1/√n で表せる。n:ラグ変数のサンプル数autocorrelation/SE でt値を算出。そこでt検定を行い、有意であるラグ変数を採用するべし。

ARCH test

ARCHとは、残差の分散が一定でないことを意味する。たとえば、金融市場においては、ボラが高い時期が続いたり、低い時期が続いたりするが、このような現象はARCHで説明される。 時系列データがARCHかどうか確認する方法は、 残差の二乗を、自己回帰…

IRとVA

IR(information ratio)は実務的には α/TE であり、αは単純に対BMの超過収益(=ポートリターン ー BMリターン)を意味するのだが、学術的には他の求め方をする場合もある。 他の記事で、IR=IC*√BR であり、ICは「勝率*2-1」、BRは「独立な意思決定の…

IR

IRの表し方①IR=IC×√BRIC=2×勝率ー1BR=意思決定回数②α/TEなお、最適なresidual risk水準は、IR/(2×リスク回避度)

等ウエイトポートの分散

等ウエイトポートフォリオの分散について考える。 まず、ポートの分散は、wをウエイト、rをリターンとして以下の式であらわせる。 Var(Port ) = Var ( w1*r1 + w2*r2 + w3*r3+・・・・) = w1^2 * var(r1) + w2^2 * var(r2)+・・・・+ 2*w1*w2*Cov(r1,r2) +…

回帰

後で更新ゆるやかに上昇しているような説明変数logとって使おうね、という話logとることで、より直線的なデータになるから線形回帰しやすいデータになるため。

回帰分析において起こる問題

時系列データの回帰分析においては、以下のことに留意する必要がある。 Multi-colinearity ・マルチコ。 多重共線性 ・多少の相関は許容して分析を行う必要がある。各説明変数のt値、回帰のRスクエアとF値から回帰の有効性を確認しつつ、マルチコの可能性が…