comparable approach
買収価格を決定する際、主な手法にDCF法が上げられるが、それ以外にcomparable approachがある。
同業種の他社の買収価格を用いて、どの程度のプレミアムが乗せられていたかを確認し、他社の平均値をプレミアムの目安にするなど。
DCFと比べてよい点は、market baseであること。しかし、DCFのようなintrinsic valueを求めにいく手法ではないことに留意が必要。
agency cost
agency cost
株主が、経営陣をmonitoring するcostのこと。
企業は、debtの比率を高める(high leverage)ことで、agency costを小さくできる。
pecking order
pecking order仮説とは、
企業が資金調達をする際には、調達コストの低い方から選択するというもの。
つまり、retained earnings > debt > equity の順に調達を行うと考える。
swap neutralize
スワップのエクスポージャーを消したい場合、逆のエクスポージャーをもつポジションを取ればよい。
payer swap はfixed の払い、floatの受けを意味する。
これは、fixed rate bond short , floating rate bond longのエクスポージャーと同じ。
上記のエクスポージャーを消したい場合には、反対のエクスポージャーをもてばよい。
例えば、FRAのショートポジションをとる(fixedの受け、floatの払い。すなわち、金利が低下すれば儲かるポジション。)ことで、上記エクスポージャーを消すことができる。