CFAを目指す日記

CFA(米国証券アナリスト)を目指すサルルオンの奮闘記 ☆2014年、CFA2次とCMA2次ダブル合格☆

comparable approach

買収価格を決定する際、主な手法にDCF法が上げられるが、それ以外にcomparable approachがある。

同業種の他社の買収価格を用いて、どの程度のプレミアムが乗せられていたかを確認し、他社の平均値をプレミアムの目安にするなど。

DCFと比べてよい点は、market baseであること。しかし、DCFのようなintrinsic valueを求めにいく手法ではないことに留意が必要。

swap neutralize

スワップのエクスポージャーを消したい場合、逆のエクスポージャーをもつポジションを取ればよい。

例えば、payer swap のエクスポージャーを消したい場合。

payer swap はfixed の払い、floatの受けを意味する。
これは、fixed rate bond short ,  floating rate bond longのエクスポージャーと同じ。
変動金利をロング(変動金利×想定元本を得る)しているので、金利が上昇して受けが払いを上回れば、儲かる。


上記のエクスポージャーを消したい場合には、反対のエクスポージャーをもてばよい。

例えば、FRAのショートポジションをとる(fixedの受け、floatの払い。すなわち、金利が低下すれば儲かるポジション。)ことで、上記エクスポージャーを消すことができる。



Butterfly shift

イールドカーブの変化

中期債あたりが上に膨らむ形になることをnegative butterfly shiftという。
(逆はpositive)

例えば、①中期中心に全体的に金利が上がっていく状況や、
②短期と長期中心に全体的にきんりが下がっていく状況をさす。

①では、中期債中心のポートはマイナスをくらいやすい
②では、短期と長期のKRDが大きい場合、マイナスをくらいやすい。