CFAを目指す日記

CFA(米国証券アナリスト)を目指すサルルオンの奮闘記 ☆2014年、CFA2次とCMA2次ダブル合格☆

FRAの損益計算

いつも日数で調整するの忘れて上手く引っ掛け解答に引っかかってしまうところをメモ。

例えば、2×5の場合、
60日後からの90日フォワードである。

フォワードレートは年率で表す。

なので、損益計算するときは、
想定元本×フォワードレート×90/360
と、最後に日数で調整しないといけない。

※上記の式は、150日目のペイオフだから、現在価値を求める場合はスポットレートで割り引く。

EVA

EVA =  NOPAT- WACC × Invested capital

NOPATを計算する前に、いくつか調整が必要。
;R&Dは、expensedではなくcapitalizeで処理
;taxは、cash tax だけをexpenseとし、deffered taxはeliminate
 ;  strategic investのchargeはadd back
➡︎operating による利益にしぼってEVAを考える、ということでしょう。

また、NOPAT = EBIT *(1-T) で計算する。
Invested capital は、前期末のLiability とEquityの合計。すなわちAssetと同じ値になる。

convenience yield

供給が急に減った場合など、Forwardより  Underlying assetをもっているほうが 利益(nonmonetaryな利益)を得られる場合がある。その利益をconvenience yieldという。
※monetaryな利益、例えばクーポンや配当などは指さない。


FP =  SPOT (1+r) + storage cost - convenience yield



futures/forword

futures かforward かどちらを使う方が有利なのか?

forwardは相対取引なのでcredit riskはあるが、ここでは問題はないと仮定する。
futures は mark to market なので、金利(資金調達コスト)と原資産の相関関係によって、どちらが有利かが変わる。

正の相関の場合、

futuresはmarkingに合わせて再投資できることを踏まえると、fowardより有利。
もちろん、futuresに対する需要がふえるため、forwardより高いプライシングがされてしまうんだけどね。

負の相関の場合(債券のイメージ。金利が上がれば、プライスは下がる) は逆で、 forwardのほうが有利。もちろんその分forwardのプライスは高くなる。



Cash flow yield

MBSのvaluing method の一つ。

prepayment scheduleを仮定して計算する。

ただし、途中で生じるキャッシュフローがCFYで再投資されるロジックで計算していることに留意が必要。


CFYを求めたら、CFYを上下にわずかに動かして現在価値の変動を計算することで、デュレーションを求めることができる。



CFYに対する最も大きなひはんは、
将来の金利のボラを考慮せず、MBSのprepayment rate を一定としているところだ。
prepayment rate の変動を考慮できるという意味で、 モンテカルロ法の方が好まれる。